⑥ 私の相棒 WHILL&思い出のROVER

 

これが、私の相棒のWHILL(ウィル)。
4年くらい前に、youtubeで、
フランスベッドのリクライニング電動ベッドを
よく検索して見ていたら、オススメで、
電動車椅子WHILLの動画が流れてきました。

その頃は、まだ歩けていたけど、
いずれ必要になると思い、
自転車代わりに買いました。

その後、変形性股関節症が悪化。
持病の腰痛もひどく、
すぐに、歩けなくなりました。
一番困るのは、物を運ぶことなんです。
でも、良かった、車椅子買っておいて。

車椅子メーカーの中で、WHILLを選んだのは、
日産の若手デザイナーなどが
10年ほど前に立ち上げたベンチャー企業だから。

体の自由が利かなくなった人が、
すぐ目の前のコンビニにさえも行けずに
行動範囲が狭まり、
日常生活のQOLが下がってしまうのを
見聞きしたからなんです。
困ってる人のために、頑張ろう、と。

その心意気が、気に入ったわ。
よし、この会社を応援しよう。

街中で、WHILLに乗っていると、
よく声をかけられます。
かっこいいね!

これまでの車椅子のイメージを払拭する
スタイリッシュな見栄えも、
私のお気に入りなの。
さすが、日産のデザイナーらしい。

私が選んだのは、Fタイプ。
これは折り畳みができる。
だから、
マンションの狭い玄関にも、置けるの。
それが、Fタイプにこだわった理由です。
(ふふ、お婿さん探しの条件みたいだわ。)
どこに行くにも、私とWHILLは一緒。
私を助けてくれて、
なかなか気の利く相棒なんです。

相棒と言えば、
その前のRoverを思い出すわ。
20年ほど前、電動自転車が珍しかった頃、
東急ハンズで買ったの。

これも、かっこ良くて、機能的。
イギリスのランドローバー製で、
折り畳みのできる、電動自転車。
たぶん、ランドローバーのトランクに乗せて、
週末を郊外で楽しむために作られたのでしょう。

これは、初代飛鳥の、
年越しサイパンクルーズのために買ったの。
最初の寄港地が、父島と知った私は、
初めて行った20代の頃を思い出しました。
あの時、貸し自転車で島内巡りしたら、
坂道の上り坂が、けっこう、きつかったっけ。
それで、電動付きが良いと思ったの。

実際、飛鳥のキャビンに、
折りたたんで持ち込むことができ、
あまり邪魔にもならず、良かった。

父島で下船する時、沖合いに停泊し、
タラップで大きな救命ボートに乗り移るので、
自転車を下ろすのをためらったら、
クルーが、笑顔でさっとやってくれて、
その親切に感謝しました。
その時、アメリカ人らしいパーサーが
私の自転車をじろじろ見て、
すぐに笑顔になり、話しかけてきました。

Nice!
と言って、親指を立てたの。
メーカー名のRoverと、イギリス国旗を
見つけたからでしょう。
彼の好きな自動車会社なのかも?

これで、サイパンの下船後も、
みんなのようにシャトルバスを待たずに、
さっと出て、街へ一直線。

サイパンに1泊2日停泊し、大晦日に出港。
デッキに出て、楽しい思い出とともに、
サイパンの港が遠退いていくのを惜しんでいると
素晴らしいサプライズがありました!

何やら、上空にヘリコプターがやってきて、
突然、南国の色とりどりの花々を、
旋回しながら、飛鳥のデッキめがけて、
大胆に撒き始めました。
乗客のみんなは空を見上げ、歓声とともに、
あちこち走り回り、足元に落ちる花を、
興奮気味に拾い上げては、笑っていました。

すごい。飛鳥、やるねぇ!
一年を締めくくるのにふさわしい、
天からのステキなプレゼント。

お部屋に帰って、拾った花々を飾り、
大晦日の晩は、
幸せな気分で眠りにつく私でした。

この、初代飛鳥は、しばらくして、
ドイツ船籍となり、
名前をアマデアと変えています。

Roverの話には続きがあって、
世界を一周する時にも、
もちろん、船に持ち込みました。
やはり、緑色のミニ自転車がかわいいので、
港々で、人々が寄ってきます。
そこに見慣れないバッテリーがついているので、
よくびっくりされました。

そんな、Roverと私を一番歓迎してくれたのは、
ベトナムでした。
なぜか、みんな家から出てきて、
にこにこ指差し、手を振ります。
うふ、まるで、ロイヤルパレードのよう。

オランダは、自転車大国で、
自転車レーンもあり、とても走りやすかったわ。
ニューヨークも、整備されていたわ。

ジャマイカの港から町へ向かう道路を、
一人のんびり走っていると、
通りすぎた軽トラが、急に止まり、
中から黒人の男性が近寄ってきて、
Sell me
って、言ったの。
えっ?何?どういうこと?
意味がわからなく、きよとんとしていると、
私のRoverを指差していました。
あぁ、it が聞こえなかったのか。

えっ、冗談じゃないわよ。 
これ手放したら、私、船に戻れないわ。
第一、私の恋人Roverを
そんなことするわけないでしょ!!
私は、下手な英語を駆使して、
丁重にお断りしたわ。

Roverとのエピソードは、まだまだ、続きます。
帰国後、
英語をもっと話せるようになりたいと、
私は、NHKラジオの基礎英語を始めました。
テキストの後ろにある、
読者のページを眺めてみると、今時の中学生の、キャピキャビしたイラスト満載で、
カルチャーショック受けた私。

よし、私も、投稿しよう。
さっそく、中学生に負けないイラストで、
Roverに乗ってる自分を、大きく描きました。
そこへ吹き出しをつけて、ひとこと。
Hello,everyone!

ただ、それだけの投稿だったのですが、
数か月過ぎたある日、
NHKから連絡が入り、あなたのハガキの内容を、宣伝に使わせてもらいたい、とありました。
よくわからないけど、許諾すると、
しばらくして、また、連絡があり、
宣伝ポスターを作り、東京メトロの全駅の、
プラットホームに貼り出します、と。
そのサイズが、黒板の半分くらいの大きさ。

えぇ~!!
もう、びっくりです。

気になるので、私、東京メトロに行ったわよ。
確か、表参道駅だったかな?
ホームに立つと、目の前に、
私が適当に描いたイラストハガキが、
そのまんまコピー、拡大されて、バーンと
目に飛び込んできて、
訳もなく、ひとり、笑い出す私でした。

そのRoverも、5~6年前に手離しました。
断捨離生活に入ったから。
どんなに好きなものでも、やはり、ね。
























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