216D 「異邦人」ヒットの裏話…ヤマハの8月の曲
今月の、ヤマハ音楽教室「健康と歌」の練習曲、
「異邦人」(久保田早紀)について、調べていたら、
驚くことがいっぱい。
テレビコマーシャルで使われて、
大ヒットしたこの曲に、知られざる秘密が…。
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1979年、三洋電機のカラーテレビの、
コマーシャルソングとして起用され、
「兼高かおる世界の旅」でも、放送されたらしい。
(私、この番組が大好きで、毎週見ていたわ。)
半年ほどで、あっと言う間に人気に火が着き、
その年の年末には、100万枚のヒット。
黒柳さんの「ザ・ベストテン」でも、1位に!
その時、私は30歳だけど、久保田さんは21歳?
私、その頃、仕事先の人から、
久保田早紀さんに似てますね?
と、言われたことがあるから、
なんとなく、気になっていた。
(でも、私が一番似てるのは、不二家のペコちゃん。
誰にも言われないけど、ペコちゃんを見ると、
他人のような気がしないの。いたずらっ子の顔。)
あ、横道にそれちゃった…。
そんな話はともかく、
タイトルの「異邦人」のことなんだけど、
原題は、「白い朝」って題だったんだって!
それもね、舞台は、国立駅前の並木通り!
えっ?えぇっ?!
シルクロードじゃないの~?!
そうなのよ。
国立駅からシルクロードに変えたのは、
ソニーの敏腕プロデューサー、酒井さんのひらめき。
なぜか?
当時、日本の歌謡界は、
オリエンタルな雰囲気の音楽が流行っていた。
ジュディオングの「魅せられて」、
庄野真代の「飛んでイスタンブール」など。
私、今思うと、こういう曲が心に深く残り、
何年後かには、
実際、エーゲ海やイスタンブールに行ったもんね。
自分でも知らぬ間に、影響を受けていたのかも?
またまた、脱線…。
国立駅からシルクロードに変わった話だった。
タイトルが変わっただけでなく、
民族楽器を使用するなどして、
曲の雰囲気もがらりと変わり、
エキゾチックなものになっていった。
一番驚いたのは、作詞作曲した久保田早紀。
あまりの変わりように、
歌う気にもなれなかったんだって。
そりゃ、そうよね?
原作者としてのプライドが許さない。
でも、歌手の卵の大学生は、ひ弱なもの…。
何がなんだか、わからぬままに、
ヒット街道のレールに乗せられていく。
でも、それが、
計算通りに、大ヒットしていくのを見て、
こう言ったと言う。
「プロの仕事とは、こういうものか!」
のちに、
「今の言葉で言ったら、
え?マジまんじ?って感じ。」と、
笑って言っている。
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そんな久保田早紀さん、結婚引退して、
表舞台から消え、忘れ去られつつある…。
でもね、調べたら、
その後、教会音楽家として、
ずっと活動を続けていることがわかったの。
久保田さんは、
大ヒットによって一躍、注目され、
引っ張りだこになったものの、
必ずしも、満足しなかった…。
心にもやもやしたものが湧いてきて、
これは、本当の自分じゃないと、見つめ直した。
自分探し。自分の音楽のルーツ探し。
もともと、神学校の神学科を修了していて、
敬虔なキリスト教信者。
子供の頃から、
教会に通っては、讃美歌などを歌っていた、
自分の原点を思い出した。
それで、引退後は、
基督教会や、ミッションスクールで、
教会音楽家として活動を続けているという。
音・言葉・絵画を組み合わせた、
チャペルコンサートも行ってきたらしい。
2011年の東日本大震災では、
日本聖書教会による、
「東北応援団 LOVE EAST」の一員として、
被災地支援をしてきたんですって!
久保田早紀さんは、素晴らしい音楽家だわ。
音楽の力で、周りの人々を幸せにしていく。
私より10歳くらい年下だけど、
すごく、いい人生を送ってる。
ホントに素晴らしい!
久保田さんの信条は、
キリスト教の精神に基づき、
「喜んで、祈って、感謝する」というもの。
不平不満ではなく、生活の中に喜びを見い出すこと。
神様に祈りを捧げること。
自分の現在があることに気付き、感謝すること。
宗教の違いはあっても、
私たちの生活のヒントになる言葉ね。
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この間、ヤマハで、「異邦人」の練習があったわ。
けっこう、難しい。
先生は、あの当時、小さな子供だったらしく、
歌詞の意味もわからぬままに、耳で聞き覚えて、
「イホウジン」を「ミボウジン」と歌っていた!
と、おもしろエピソードを教えてくれたのよ。
だから、みんなで練習してる時も、
つい、「ミボウジン」って、
言ってしまいそうになるって、笑ってたわ。
それにしても、「未亡人」を知ってるなんて、
おませな子供だったのね?
うふふ。
by ころりん
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