296Q 角野栄子に学ぶ着る色の魔力(動画付き)
「魔女の宅急便」で知られる絵本作家、
角野栄子さんのファッションが、
世に知られるようになったのは、2年前。
作品がアニメ化されたり、
「カラフルな魔女」という自伝映画が公開されたり、
絵本作品の資料館が開館したりして、
一気にマスコミに紹介されたからだ。
私も、2年前に、テレビのドキュメンタリー番組で、
初めて本人の姿を拝見し、強いインパクトを受けた。
当時、88歳だったと思うけど、
白髪に、ピンクのメガネ、ピンクの服が
良く似合っていた。
可愛いファッションなんだけど、全然、嫌みがない。
服装は、本人の精神の表れだとするなら、
自由奔放でありながらも、統一感があり、
全くに、本人と一体感がある。
ピンクにも、微妙な色合いがあり、
珊瑚色のピンクが上品さを醸し出していた。
今日は、数ある動画の中から、短いものをチョイス。
88歳のファッションセンスが、ほとばしり、
私たちに何かを訴えている。
あなたも、もっと自由になりなさい、と。
どうでした?
短いので、あっという間でわからないと、
言われそうですが、
でも、そこに、
色の持つ魔力を、感じて頂けたのではないかしら?
可愛いボップファッションには、生命力を感じる。
あれから2年。今年、91歳かしら?
歳をとっても、輝き続ける人生。
ステキです。
ピンクのインパクトが強すぎて、
自分には、真似できないと、諦めないで。
例えば、メガネの縁の色を服と合わせる。
これなら、できそうじゃない?
アクセサリー見ました?
高い貴金属なんて、使ってない。
首もとには、丸い玉をたくさん編み込んだ飾り。
手元は、大振りながらもシンプルなデザインの指輪。
てっぺんから爪先まで、
カラートータライジングされている。
角野さんの服は、ピンクが多いけど、
その場その場にあった装いをしているの。
海辺では、全身真っ白な気心地良さそうな服を。
対談の席では、青い服の時もあれば、
アースカラーや、エンジ色の時もある。
メガネの色は、服に合わせて変えている。
それと、柄物を着ることがあっても、
上品さが保たれている。
これは、普通の人には、なかなか難しい。
歳をとって、オシャレをしようとして、
つい、柄物を選ぶ人が多いけど、
たいていは失敗する。
何というか、一言で言えば、ダサい。
でも、角野さんの手にかかれば、
柄物によって不協和音が生まれるのをセーブ。
これは、おそらく、
幾何学的な模様のシャツだからか?
あるいは、柄物に負けない個性的なメガネのせいか?
はたまた、白いマッシュルームヘアのお陰か?
いや、もしかしたら、真っ赤な口紅の強さか?
柄物だけが目立つことのないように、
全身、トータライズ。
絵本作家としての、のびのびとした発想も
服装による解放感が、自由な世界観をもたらして、
私たちに、夢を与えてくれている。
で、一方、凡人の私たちは、
色の持つ力の恩恵を十分味わってはいない。
なぜか?
それは、自分で自分の世界を狭めているから。
服のデザインには、老若男女の違いがある。
でも、色には、制限がない。
だからこそ、
自分が最も自分らしくある色を、着てほしい。
私の場合は、青よ。
あなたは、何色が好き?
歳をとって、地味な色に逃げている人が多いけど、
それは、違う。
地味な色が似合うのは、
お肌が透き通り、ぴんと張っている若い人。
60歳、還暦を過ぎたら、
濁った色の服から卒業することを提案したい。
角野栄子さんのように、生命力のある服を着て、
長生きしてほしいから。
by ころりん
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