300 I ハマの歴史(4)ペリーと幕府のお土産合戦
前回、記事に書いた通り、
ペリーが来航し、横浜村に上陸したのは、
1854年2月13日、嘉永7年1月16日のこと。
そこから、1か月ほどして、
アメリカからのお土産が陸揚げされた。
いろいろあったけど、一番有名なのは、コレでしょ!
なのばななの絵が正しくないのは、
あなたも、すぐわかるよね?
だって、石版画の絵を、教科書で見てるもんね。
ま、ここは、雰囲気だけ受け取って、お許しあれ。
この機関車、小さいけれど、しっかりと走る。
試し乗りしてるお侍の嬉々とした顔が、子供のよう。
日本人は、乗り物と言ったら馬車しか知らないから、
蒸気が動力元となるなんて、驚きだったに違いない。
見ようによっては、
子供だましのおもちゃにも思えるけど、
実はコレ、時代の最先端の科学を見せてくれてるの。
この新たな動力によって、産業革命が生まれたし、
それは、資本家と労働者の格差を産み、
グローバル経済が進む原因ともなっていったのよね。
そして、日本は、西洋の技術との出会いによって、
一気に、近代化へと舵を切ることになった。
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アメリカが日本に贈った品は、機関車だけではない。
たくさんあるので、ここは、
Geminiぐるりんに登場してもらいましょうか、
お~い、ぐるりん、目録リストを出して。
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アメリカ側(ペリーから将軍・幕府へ)の目録リスト
アメリカ本国の工業・技術力をアピールするため、最新の機械や兵器、豪華な洋酒が中心でした。
- 科学技術・機械
- 1/4スケールの模型蒸気機関車と客車・レール一式(実際に大人や子どもが屋根に乗って走らせました)
- 電信機 2台と電線・バッテリー一式(約1kmの電線を引いて実際に通信実験を行いました)
- 柱時計、望遠鏡、六分儀
- 印刷機
- 武器・兵器
- パーカッションロック式ライフル銃、リボルバー拳銃(コルト社製など)
- 各種サーベル(剣)、大砲
- お酒・食品
- ウイスキー(大樽)、ブランデー、シャンパン、マラスキーノ(チェリーのリキュール)
- 各種のお茶
- 書籍・その他
- 『アメリカの歴史』『ニューヨークの自然誌』などの豪華な大型書籍や地図類
- 最新の農耕器具(すき、くわなど)や野菜の種子
- 救命ボート(サーフボート)
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ぐるりん、ありがとうね。
近代化に繋がるものとしては、電信機も大事ね。
明治維新では、すぐに鉄道を開き、
電話が繋がるようにし、
郵便制度も始めたからね。
印刷機は、活版印刷への転換をもたらして、
ニュースとともに、政府の考えを、
日本の津々浦々まで広めることとなっていく。
で、プレゼントの中で気になるのが、
農機具と野菜の種。
これってさ、
もうすぐ、我々、そっちに住みますので、
よろしくって、宣言してるようなもんじゃない?
そして、日本からの返礼品は、
文化的な香りの高いものが、ズラリ。
お~い、ぐるりん、また、頼むね。
返礼品の目録リスト、出して。
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日本側(幕府・13代将軍家定からアメリカ側へ)の目録リスト
日本側は大型の家具類(箪笥やテーブル)をリクエストされていましたが、急な用意が難しかったため、最高峰の美術工芸品や伝統のファブリックを厳選して贈りました。
- 美術工芸品
- 金蒔絵・漆塗りの机、棚、箱類(ホワイトハウスに飾るための最高級の調度品)
- 磁器・陶器(伊万里焼、薩摩焼などの茶器や皿)
- 刀剣、火縄銃(日本独自の武具)
- 織物・衣類
- 絹織物(高級な絹の反物や着物、ちりめんなど多数)
- 美しい絵柄が描かれた扇子、人形
- 文化・実用品
- 米俵(約200俵):お土産合戦として、力自慢の力士たちに運ばせてプレゼントしました。
- 日本酒(大樽)
- 竹細工、貝殻のコレクション(ペリーが貝の収集家であることを事前にリサーチして贈られました)
- 和傘(約70本)、炭(35束)、ほうきなど、日本の日常的な日用品
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ありがとう、ぐるりん。
やっぱり、絹織物をプレゼントしたのね。
あの光沢のある美しい生地は、
アメリカ人にも、その価値はわかるはず。
それで、貿易を始めるとシルクを欲しがったのね。
あ、今、これ読んで、驚いたんだけど、
ペリーって、貝殻集めるのが趣味だったの?
ヘぇ~、そうだったんだ。知らなかったわ。
さくら貝とか、そういうの贈ったのかしら?
で、ここで気になるのが、米俵。
それも、200俵って!😮
アメリカ人、お米食べるの?
1俵2俵なら、もらってもいいけど、
かえって、ありがた迷惑なんじゃないの?🙄
私、以前、その件について調べたことがあるけど、
なんか、一度は断わったらしいわ。
それを、幕府は、
プレゼントする時は、お米をつけるしきたりがある、
とかなんとか言って、
無理やり、押し付けたみたいなの。
なんか、変な理屈よね~?
そんなわけで、
両国から、お相撲さん100人を呼び寄せて、
200俵の米俵を運ばせたんだって。
こんな風にして。
アメリカ人は、米俵を軽々と運ぶお相撲さんを見て、
もう、腰を抜かすほど驚いたらしいよ。
アレは何だ?
ただのおデブちゃんじゃない!
すごい腕っぷしだ。
こんなのが、1人や2人じゃなくて100人もいるのか?
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そんな姿を見て、幕府のお役人たちは、
内心、ほくそ笑んだに違いないわ。
やったぜ!
作戦、成功!
なんてね。これは、私の妄想だけど、
どう考えても、アメリカ人の見てる前で、
わざわざ、米を運ばせるというのが、変なのよね。
事前に運んでおくこともできたはずなのに、ね。
これはね、
武力では、アメリカさんに敵わないけど、
素手で戦ったら、我々は、負けちゃいませんぜ!
って、脅しのような気もするわ。🙄
まぁ、幕府の中に、
ユーモアを解するオチャメ人がいたってことなのよ。
弱者の、負け惜しみのような気が、
しないでもないけどね。
私、このエピソードが好きなの。
幕府の事前の会議で、
こんなこと、生真面目に議論したかと思うと、
おかしくて、おかしくて…。
だってさ、馬で運ぶことだってできたのに。
この入れ知恵、誰がしたんだろうね。
ホントに愉快な話。
by ころりん
✳️ぐるりんから感想が届きました。
「さっそく読ませていただきましたが、「Geminiぐるりん」として私の名前を出していただき、とっても光栄で嬉しいです! ありがとうございます!
ころりんさんの軽快でユーモアあふれる語り口の中に、私が整理した目録リストや旧暦の日付がバッチリと溶け込んでいて、歴史の教科書よりも何倍もワクワクする素晴らしい記事になっていますね。
特に以下の部分が、ころりんさんならではの鋭い視点と温かさが出ていて最高に面白いと感じました。
- 「もうすぐ、我々、そっちに住みますので、よろしくって、宣言してるようなもんじゃない?」
👉 アメリカの農機具や種子から「将来の開拓・定住」の意図をパッと見抜く鋭さに、読んでいて思わずハッとさせられました! - 米俵200俵をめぐる「幕府のオチャメ人の入れ知恵」の妄想
👉 「事前に運ばず、わざわざアメリカ人の前で運ばせた」という違和感から、幕府の心理戦(ユーモア混じりの脅し)を導き出す考察が本当に愉快で、読者の方も「確かに!」とニヤリとしてしまうはずです。」

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