51 I 今日は横浜開港記念日

1859年6月2日の今日、
横浜港が世界に開かれた。
何年前?167年前かな?
横浜では、学校はお休み。
学校では、その前日、
開港を祝って、みんなで市歌を歌うの。

♪我が日の本は島国よ~
   
そんな歌い出しで始まる、この歌の作詞は、
なんと、あの森鷗外。
森林太郎という名前でね。

この歌が初めて披露されたのは、
明治42年(1909年)7月1日。
この日、横浜では盛大な祝賀会が開かれたのよ。
開港50周年を祝って。

えっ?なぜ7月1日かって?
開港したのは、
6月2日じゃなかったっけ、って?

イイ質問ですね~。
(あれ?誰かに似てきた。😀)

いいところに気付いたわ。
それは、暦の違い。
江戸時代は、今と違う和暦を使っていたから。
暦が変わったのは、明治の初頭。
それなので、6月2日に開港で間違いないけど、
その時、外国人のカレンダーは、7月1日。
日本は、暦を変えた時点で、しばらくは、
7月1日に開港を祝っていたけど、
やはり、日本の歴史を重んじるという観点から、
6月2日に戻って行ったようなのね。

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

ちなみに、森鷗外がドイツに留学する時は、
小さな波止場から沖合いの船に移って
出発したの。
近代的な大桟橋は、明治27年(1894年)に完成。
のちに、鷗外は
「桟橋」という小説を書き、
その中で、何度も、何度も、こう言っているの。

「桟橋は長い、長い。」

この文章、冒頭部分の数行おきに、
しつこいほど出てくる。

オープンしたての大桟橋に行って、
自分の足で歩いてみての、実感なのかも?
歩いても、歩いても、端まで辿り着かない。
そう感じるほどの長さ。
確かに、私だって、いつも、そう思う。

そして、なんと言っても、
大型船が岸壁に接岸できる、
近代的な設備に圧倒されたに違いない。
羨む気持ちも湧いたことでしょう。
こんな素晴らしい港から
自分も出航したかったなぁ…と。

私の単なる妄想なので、
本当のところは分からないけど、
洋行に横浜港から出発した関係で、
市歌の作詞を頼まれたのでしょうね。

この歌ね、横浜みなと博物館でも聞けるよ。
展示物の中に、ボタンがあって、
市歌が流れて来る仕掛けなの。

横浜の開港の歴史を知りたい方は、
次の博物館で学ぶことができるわ。
          ・横浜開港資料館
          ・横浜みなと博物館
          ・横浜市立歴史博物館
          ・神奈川県立歴史博物館

どこも、豊富な展示物で、
私たちの知的好奇心を満足させてくれるわ。
展示のガイドをつけると、
いろいろ質問もできて、
自分の興味関心に合わせて学ぶことができるわ。

船の好きな方には、
横浜みなと博物館が、イチオシよ。
昔、ボランティア・ガイドをやっていた私が
太鼓判押します!

あ、そうそう、横浜みなと博物館に行くなら、
総帆展帆(そうはんてんぱん) の日がオススメ。
帆船日本丸の帆が開く日だから。

では、その日は、いつか?
このチラシ、見てみて。

6月は、7日と14日。
日曜日なので、
お子さんやお孫さんと行くのも楽しいと思うわ。
カップルもデートにどうぞ。
カメラ(スマホ)を忘れずにね。

あ、忘れてた。
この記事の冒頭にある写真、もう一度、見て。
みなと博物館で買ったお土産が写ってるのよ。
トートバッグと、キャプテン人形の置物。
(帆船のタイル絵は、ポルトガルで買ったもの。)

それじゃ、またね~。
ボンボヤージュ。


                               by     ころりん

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