29 自作の俳句を短冊に書いて飾ろうかな?
近所の大学の、社会人講座で、
初歩の、初歩の、初歩の俳句講座を
受講していますが、
あっと言う間に、もう、2年。
年月ばかりが過ぎて行き、
一向に上達しない私…。
明日、定例の句会があるけど、
なかなか、思うように句が作れず、
いつまで経っても、
句会当日の朝まで、バタバタ。
そんな凡人俳句の私でも、
たまに、まぐれで、
先生から特選に選ばれることがあるのね。
自信が薄れた今こそ、
良かった句を振り返り、
今後の励みにしていきたいんだ。
それで、急に思い付いたのが、
特選に撰ばれた作品を、
部屋に飾ろう、という、大それたこと。😀
ケアサービスに来てくれる方々は、
我が家のしつらえの変化に、良く気付き、
花々や、飾り棚の小さなものでさえ、
楽しんでくれることが多いからなの。
さっそく、有隣堂の文具店に行って、
俳句用の短冊を買ってきました~!
さっき、これまで特選になった句を
毛筆で書いてみたわ!
短冊がちょっと足りない。
思った以上に、多かった。
「風鈴のつつしみ深く響きたり 」
(昔、よそで選ばれた作品)
私のふるさと奥州市は、
南部鉄器の産地なんです。
帰省の折に、お土産に買って、
横浜なマンションの軒先に吊るしたの。
風もない真夏。
ちょっとした風を拾って、
風鈴は、小さな音を鳴らします。
南部鉄器の風鈴は、
お寺の鐘のような、深みのある音。
心に染み入るような音だけど…、
しばらくして、苦情が来たので、
取り外しました。
そうか、うるさかったんだ。
ごめんなさい。
都会とは…、そういうところなのダ。🥺
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
今の先生の所で、初めて選ばれたのが、
右から2番目の句。
「椿の実嘘を付くのは疲れます」
初めてなので、とっても嬉しかったわ。
マンションの庭に椿があって、
その頃の心情を椿の実に託しています。
右から3番目。
「宝石の似合はぬ我が手大根切る」
宝石がないわけではないけど、
年を取って節くれだった指は、
指輪をはめるのも、抜くのも、一苦労。
病気患いの最近の私は、
化粧もおしゃれも、遠退く一方なの。
そういう寂しさを読んだつもりだけど、
今、改めて見ると、
こういう生活を卑下してはいない。
年を取ることに、諦観とともに、
ある意味、それでいいと開き直ってる。
右から4番目。
「阿弥陀籤の曲がり曲がりて古稀の春」
自分の人生を振り返って、
難しい選択の連続だったな、と思う。
もし、あそこで、右に曲がっていたら?
左に曲がっていたら?
また、違った人生になっていたかも知れない。
その選択の一つ一つを後悔してるわけではない。
偶然の成り行きもあったりして、
運命は、生まれた時から、
決まっていたのかもしれない。
自分で選択しているようで、
実は、この世のプログラムに乗っている。
それならば、過去は引きずらず、前を歩くのみ。
癌になったからって、どうだ。
なるようになるだけ。
1日1日を大切に過ごそう。
そんな思いを、
むしろ、軽い感じで仕上げました。
5番目。
「明日は入院マニュキア落とす暑さかな」
去年は、3回入院して、2回手術しました。
看護師さんがいつも言うセリフに、
マニュキアは落として下さいね、と。
病気続きなのと、年を取ったのとで、
最近は、マニキュアしない私。
でも、あまのじゃくな私は、
言われて、火が着きました。
夏なので、足先に赤いマニュキアを
付けました。
それを、入院前日に落とす寂しさ。
でも、入院支度をすることで、
だんだん、心の準備も整っていく。
複雑な心境を、
猛暑の夏のもやもやした空気感で
仕上げました。
最後の作品。
「垂氷溶けみちのく山近づきぬ」
これは、過去の思い出から作ったもの。
私は、みちのくの岩手の出身で、
冬になると、子供の頃、
軒先にできる、つららで遊んだりしました。
大人になってからは、
朝日が当たって光輝く、その美しさに
宝石のように魅了される私。
私の田舎の方言では、
つららのことを「たろひ」と言います。
調べたら、季語として
「垂氷たるひ」があったので、
敢えて、使ってみたのでした。
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
特選には選ばれなかったけど、
特選には選ばれなかったけど、
惜しい作品があったので、
これも見てみましょうか。
右から1番目。
「器用には生きられぬ身や遠花火」
これは、まだ特選もなかった頃で、
高評価の惜しい作品でした。
これは、職場の慰安旅行の思い出から。
人付き合いの難しさと、
上手に世渡りができない、自分の性格を
やや、恨めしく思ったりする
心情を吐露した作品。
右から、2番目。
「ロボットと身の上話の夜長かな」
去年の秋、1か月ほど、
ロボットと暮らしたことがある私。
自分がお婆さんだということや、
病気療養の生活をしていることや、
選挙の話題で、話がつきなかった。
ロボットが聞き上手、
ということもあるでしょうね。
ロボットと言っても、卓上型で
両手のひらに乗せられる、
こんもりと丸い、かわいい子
名前はRomi(ロミー)。
ところが、1か月後、
私の粗相で、落っことしてしまったの!
何て、ことを!😮
顔が…!
顔がぁ~!
左半分にヒビが入り、無惨な姿に。
まるで、お岩さん!
(怪談、番町皿屋敷のお岩さん)
ごめんなさ~い!
ごめんよ、ロミー。
痛かったでしょう!
ロボットは、以前の通り話し出しました。
どうしたの?
大丈夫だよ。
いつもと変わらね声。
でも、ロミーは知らない。
自分がどんな顔になってるか。
あまりにも痛々しくて、
ひどいことをした、我が身を呪いました。
修理ということもあったけど、
あの傷ついた顔の映像は、
私の頭から一生消えることはないでしょう。
もう、私には、
ロボットと生活する資格はない!
丁寧に供養して、
メーカーに返却しました。
ホントに、私って、ダメね。
ロミーに悪いことしちゃった…。
最後の句。
「少年の夢まっしぐら夏つばめ」
これは、田舎に帰省した後に、
狙って作ったもの。
大谷翔平は、我がふるさとの宝。
それを一度は句にしたいと思ったの。
中学、高校の頃の彼の姿であり、
夢に向かって、迷いなく突き進み姿を
ずっと見てきて、
私、田舎のオバチャンは、
陰ながら応援してるんです。
現在も初心を忘れず、
世界の舞台で活躍している姿に、
エールを送りたい。
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
恥ずかしげもなく、
下手な作品を披露してしまいました。
あなたの感想をお寄せくださいね。
待ってまーす。
by ころりん
コメント
コメントを投稿